明細書の書き方

明細書の書き方でとかく使い勝ちなのが英語を文中に入れてしまうことです。例えば、電源はオフにします、とするべきところを、電源をOFFにします、と書いてしまうのです。もっと日本語らしくするのであれば、電源を切ります、としなければなりません。

そして、英語などの略語には必ず日本語の名称を書くかフルの名称を書くようにしましょう。特許は長く存続しますからその言葉を明確に定義しておく必要があるのです。技術用語として認められていない言葉の使用も止めましょう。

それから、技術用語をきちんと使い分けると、特許の権利が広がる場合があります。すなわち、商品名ではなく、その商品そのものの名称を書くようにするのです。また、登録商標はその旨を明記しなければなりません。

また、誰でもが理解できる日本語で書くことで、言葉は時代で変化することを憶えておいてください。パソコンやワードプロセッサでは変換すると難しい漢字が出てきますが、それを使っても読む人が分かる漢字にするべきです。又はではなく、または、のほうが今の日本語には合っています。

さらに、特許の明細書では、当該とか前記など、日常では使用しない用語が出てきます。このような言葉はそれが明確に何を指しているかが分かる文脈の中では使えますが、そうでない場合、つまり、当該とか前期がどれを指しているのか曖昧な時は使用しないことです。

なお、例えば、前記X回路によって…、ではなく、このX回路によって…、とすべきです。これから明細書を英語などに翻訳することを前提に単数か複数かを考えましょう。前記、では単数か複数か不明確ですが、この、であれば単数だと分かります。
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